ふくマリとは

ふくマリ(ふくしまMarine System)とは

平成23年3月11日に発生した東日本大震災により甚大な被害を受けた本県水産業の早期復興を図るため、平成30年度から「食料生産地域再生のための先端技術展開事業」を活用した実証研究に取り組んできました。

この事業は、ICT(情報通信技術)等の先端技術を活用して水産業の復興を図るもので、本県では「操業の効率化、資源管理、流通の体系化に関する実証研究」を農林水産省からの委託を受けた福島県を代表機関とするコンソーシアム(共同体)が平成30~令和2年度にかけて実施したものです。

この一環として、ウェブページ「ふくしまMarineSystem(ふくマリ)」が構築されました。

令和3年度から7年度にかけて、「多様な漁業種類に対応した操業情報収集・配信システムの構築」を活用した実証研究に取り組んでいます。

この事業は、前事業に引き続き、ICT等の先端技術を活用して漁業者の操業効率化や操業支援を目的としています。

ここでは、海洋環境情報・操業情報・品質情報等の多種多様な情報を配信するシステム「ふくマリ」の機能強化、操業支援のための研究開発を行い、操業の効率化や資源の持続的利用の実現を目指します。

実施体制

実施体制図

本コンソーシアムでは、これまで蓄積された漁獲等のデータを活用するとともに、ICTをはじめとする新技術を導入して、漁業者、産官学が連携した新たな漁業、持続的漁業体系を構築していきます。